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2014年8月 1日 (金)

希望の扉 〜台湾大会出場決定!〜

5年前のある日、なおちゃんがレッスンに入れたい子がいると話があった。
「4年生までは普通に歩けてたけど、最近車椅子になっちゃって…笑顔の可愛い子だから、力になりたくて。」
レッスンは自分が責任持つとの事に、快くOKした。

すぐにお母さんより電話があり、レッスンに日程が決まった。
セラピーには禁忌事項もあるので、事前に調べておこうと障害名を聞いてみると
「進行性筋ジストロフィーです。」
「わかりました。ではお待ちしています。」
そう返事をしながら、心は激しく動揺した。
進行性の病気と向き合うのが初めてだからだった。
ホースセラピーという性質上、騎乗者の体を支えたり、調子を聞くので関わりが深くなる。
どうしても感情が入ってしまう。
今までは、体が動き難かったり、心が疲れた人が、馬にのって元気になったり笑顔になったりするのを見て、
良かった、頑張ろう!そう続けていたのが、進行性だと…
仕事なら割り切れる、でもボランティアは…

そして迷ったままレッスン当日に。
体のチェックも問題がなかったのでレッスンへ。
馬に乗ってる晃大くんは輝く笑顔で、とても楽しそうで、見ているこちらもえがおになってしまう。
「普段は体育も違う教科に変えてるんです。」
「運動しすぎてもダメで、しなかったら進行は進んでしまうんです。」
お母さんの言葉にうなづきながら、晃大くんを見ると
「頬に当たる風が気持ちいい!乗馬続けたい!。」
そう言ってくれた。
「そうだね、一緒に頑張ろう!」
迷いは吹っ切れた。もしかしたら、晃大くんの顔を見た瞬間に吹き飛ばされてたのかもしれない。
なおちゃんを見ると力強くうなづいてくれた。
周りのメンバーも、うなづいている。
新しいメンバーの誕生だった。

そして、クラブも見つめ直す大きなきっかけになった。
指導者会議や講習会を積極的にする様になった。
セラピーは一人一人違うプログラムなので、偏らない様に専門的な意見も取り入れ、時には夜中まで会議が続いた。
妥協しない、その姿勢はクラブも大きく成長させてくれた。

そして5年経った今。
体に負担をかけず、馬の揺れに体を任すことで体の内側から筋肉に働きかけるホースセラピーは晃大くんに合っていたのかもしれない。
殆ど目立った体の進行は見えない。
当初側弯があり、側弯は乗馬の禁忌事項なので進むのが心配されたが、去年の検査で完治したそうだ。
このクラブでは曲がる度数によって常足まで、乗馬禁止や使う馬も規定しているからだ。

今年に入って晃大くんはロボットスーツのリハビリにも選ばれたそう。
ロボットスーツも条件があって、ある程度の身長があって数歩歩けることが必要で、筋ジストロフィーのリハビリでは初めてらしい。

どんどん新しい事にチャレンジしている晃大くん!

10月は世界に挑戦だ!

そしてきっと、2020東京オリンピックパラリンピックへ行こう!

私たちに、そして晃大くんと同じ進行性の病の人達やみんなに希望の扉を開いてくれてありがとう!

きみは、間違いなくヒーローだ!

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コメント

本当に理事長真弓さんのおっしゃる通りです。
障害者就労支援の仕事で五色ホースクラブと関わらせていただくようになり、それからは私自身の膝の治療のためにもレッスンに来させていただき、晃大くんとは同期生です。控えめで優しいお母さんと、ほんわか楽しいお父さん、可愛い妹さん、弟さんたち家族全員で合宿に来られている姿など拝見してると、こちらまで楽しくなってきます。
2020年の東京パラリンピック! 是非私も応援に行きたいです 。
その時私・・・××歳 (古希?) 応援に行くだけだから・・・

投稿: パラ | 2014年8月15日 (金) 09時53分

パラパーラ

パラパーラも老化を遅らせているので大丈夫です!
奇跡が起きる五色ホースクラブで、若返り伝説を作りましょう!

パラパーラも5年間年々若くなってるよ!

投稿: MAY | 2014年8月15日 (金) 12時02分

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